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越後 水無川笹花沢〜高倉沢下降(2017.9.2)

2017年9月2日(土)
越後 水無川笹花沢〜高倉沢下降

<メンバー>単独

当初は越後近辺で沢と考えていたが、天気が悪そうで一旦はあきらめる。しかし、前日になって予報が好転したので土曜日帰りでやっぱり行くことにする。ルートは1人でも行けそうで綺麗そうな笹花沢としたが期待通りの快適な沢だった。

<コースタイム:天気>
【9/2:曇りのち晴れ】千の沢小屋(5:10)〜笹花沢出合い(6:10)〜稜線(9:50)〜高倉沢本流(11:30)〜水無川本流(13:30)〜千の沢小屋(14:00)

<記録>
最終集落過ぎて程なく通行止めとあるが、脇の林道か水無林道かどちらかよくわからない。シャッターで一応閉められているが鍵はかかってないので進んでいいってことかと理解して千の沢小屋まで入る。時間かかっている記録もあるので仮眠3時間で早めに出発するが、眠くて体調イマイチ。天気は曇りだが、雨降りそうな雲色ではない。オツルミズ沢出合いを過ぎると林道に変な雪渓が、ささっと脇をすり抜ける。倒木のかかった堰堤を右から越えて、程なく進むと笹花沢出合い。出合いから連瀑帯で期待が高まる。
序盤は幅広のナメ滝が延々と続く。谷は開けていて明るい。やや大きめの滝が何個か出てくるが、近づくとスタンス・ホールドが結構あり割と簡単に登れて楽しい。大きめのやつを1個右岸から巻いた。滝場が終わるとしばらくゴーロとなり水が一旦涸れるが、二俣を左に入ると再び水が復活して、ここから再び滝場となる。
前半よりもやや急だが、慎重に登っていく。難しくないが落ちたら止まらないので慎重に進む。ハングしている滝を右岸から小さく巻く。スラブ滝が終わると幅狭ゴルジュとなる。いくつか滝を越えるとV時に再び開ける。スラブをつないでまっすぐ進んでいく。足袋で問題なし。
程なくして2月に登った高倉沢右岸尾根に到着。振り返ると出合い、水無川流域が一望でき素晴らしい。ここから尾根上を藪漕ぎで1400m付近まで標高を下げる。灌木が繁茂していないところは歩きやすい。このあたりから地形図上で岩記号がなくなるので高倉沢に向けて下降を開始する。程なくして沢型に入るがすぐに到底降りれない滝となるので、すぐに藪に逃げる。高倉沢下流にややトラバース気味に下降を続けると、まともそうな尾根にのったので尾根伝いに下降する。嫌にならない程度に藪があるので、急だけど割とサクサク降りれる。高倉沢本流手前で左の支流に移り少し進んだ後、最後は草付きからガレ場を下降して本流950m付近の二俣に降り立つ。二俣はたっぷり雪渓あり。
ここからはひたすら大岩をルートファインディングしながら、えっちらおっちら降りていく。この頃から太陽が出てきて嬉しい。オツルミズ沢が対岸に見える。下に降りるにつれてゴルジュとなり滝も出てくる。問題なく降りられるが1ヶ所足がつかず少し泳ぎとなった。最後は謎の巻き道を示すピンクテープに導かれ本流へ。降り立ったところより下は雪渓なかった。本流を渡渉し、適当に登って林道へ。爽やかな秋晴れの中、車まで戻った。



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